健やかな命をつなぐ日々

16日の夕方、容態急変。おなかが大きく腫れ上がり苦しい呼吸。どうしてやることもできない。ただ肩をさするのみ。

そのうちに凄い気力で後ろ足を蹴って立ち上がった。よろばいながら犬舎の外に出て、土にドウとうつ伏せに倒れた。余りの苦しさに土の感触が欲しかったのだろう。あるいは土に帰るときの来たことを悟ったからだろうか。

 夕闇の迫ってくる中、このままでは体温も下がり良くないと考え、家内と私は彼の40Kgの体を引っ張り上げ犬舎に戻した。





 その後ひと時離れ、家内と戻ってきた時、バルは既に息を引き取っていた。安らかな寝顔だった。